九星気学の概要

九星気学の成り立ち

九星・気学(きゅうせい・きがく)とは、生れた年月日の九星と干支、五行を組合わせた占術。方位の吉凶を知るために使われることが多い。九星術を元に明治42年に園田真次郎が気学としてまとめたものと、それ以前の九星術と合わせて九星・気学と総称される。生年月日によって定まる九星と十二支と、方位の吉凶を知りたい日の九星と十二支を元に占う。九星と十二支は年・月・日・時のそれぞれにあるが、このうち年と月が運勢に大きく関係するとされる。また、生年によって定まる九星を本命星、生まれ月によって定まる九星を月命星という。 九星はある決まった法則で各方位を巡回することになっており、生年月日によって定まる九星と十二支との関係で各方位の吉凶を占う。 作家の池波正太郎は晩年九星気学を好んでいたという。 ミステリー作家の高木彬光は占い全般に造詣が深く、自身と占いとの関係や気学の書物も残している。 欧米では、イギリスの風水協会会長、マクロビオティック協会の会長を務めた、サイモン・ブラウン(Simon Brown)が九星気学への造詣も深く、全世界で100万部以上のベストセラーの著書もある。


九星気学を用いて判断できる事柄

九星を用いて判断できる事柄は 吉方位・運勢・性格・天災・社会情勢。
基礎知識を学べば、このうち吉方位・運勢・性格までは判断可能。
天災・社会情勢の判断は上級レベルといえる。
こうしたことから学問としても広く学ばれている。